キャンプ道具必需品

キャンプ道具必需品

キャンプ用品は憧れが強く、本当に必要な物を見失いがちです.これから目指そうとしているキャンプのスタイル、家族構成、子供の年齢、車、家の収納スペースなどを考ながら最適なキャンプ用品を選びましょう.これから、キャン用品の必需品を紹介しますが、家庭のもので代替えできるものも沢山あります.いろいろ揃えたい気持ちは理解できますが、少しづつ道具を増やしていくといいと思います.出来るだけ選定ミスをしないようサポートします.

『必需品』の道具を揃えた場合

荷台が比較的広い、ステーションワゴン.SUV車が必要になります.荷物台にすべて収納でき、尚且つ家族4人分の座席が確保され、ひとまず野外で『食べる』『寝る』ができるキャンプ用品になります.
参考>SUVキャンプ道具搭載
参考>ワンボックスカーにキャンプ用品搭載
参考>ステーションワゴンににBBQセット搭載(イス有り、Dayキャンプ編)

車の荷室、収納スペースのことも考えてね

『あれば便利』まで揃えた場合

家族4人となると、ワンボックス車が必要になります.背の高い車はできるだけ縦に荷物を積むのがコツです.あれば便利までそろえると、家での収納スペースのことも考慮する必要がでます.
参考>ミニバンにキャンプ道具を搭載

ここまで揃えれば本格的なキャンプが楽しめますね

テント(必需品)

ドーム型テント

キャンプ用テントといえばドーム型のテントをイメージされる方が多いのではないでしょうか.キャノピー(出っ張りの部分)があると雨の日に役に立ち、荷物置き場としても利用できます.ただし、スペースは狭いのでタープの(日よけ)として使うのは厳しいです.何でドーム型で丸いの?理由は構造をシンプルにでき、ポールの本数が少ない、風の抵抗を受けにくい、そのままの形で屋根になるなどです.広さの目安としては3m×3mのものでギリギリ8人の大人が雑魚寝できます.親子4人だと2.7m×2.7mで十分です.テントは寝るときしか利用しませんので、少し小さいかな?と思うくらいがちょうどいいかもしれません.キャンプで一番長い時間活動するリビングスペースは広いほうがいいです/.コールマン、スノーピーク、ロゴス、小川キャンパルあたりのメーカーものを選択しておけば間違いないです.これらのメーカを選択しておけばタープも同一メーカで組み合わせられます.それぞれメーカで価格帯が違いますが、価格に比例して素材、機能、作り込みの品質が違ってきます.エントリーモデルでも十分使えますので予算に合わせて選択しましょう.
参考>テント比較表はこちら
参考>テントとタープの連結

このあたりを選択しておけば5年間は利用できます.起きてるときの活動時間は短いので必要最小限のサイズがいいですよ

ワンタッチ型テント

最近はワンタッチで広がるもの、子どもさんが小さいうちのキャンプはこのような簡易テントでもいいかもしれません.中級者になると物足りなさも感じるかもしれませんが、1度使うと元に戻れないという意見も多数あり.
参考>ポール一体型ドームテント 収納と運搬について
参考>ポール一体型ドームテント 利用シーンについて
参考>テント比較表はこちら

テントとタープ一体型はこちらで紹介

ロッジ型

ボーイスカウトや、軍用で使われるのはこのロッジ型テント.映画で作戦会議とかしてるのはこのテントですね.35年前、子供のころのボーイスカウトはこの形のテントを班で分担して登山をしていました.本物のテント生地なので重かったという思い出しかありませんが、移住性に優れており、長期滞在に向いていますが、ファミリーキャンプでは?どうでしょう

ワンポール型

小川キャンパルさんから発売されたのがきっかけで、人気になったワンポールテント.テントの中心に1本のポールが垂直に立つ、鉛筆の芯の部分のような形状をしています.人気の理由はなんといっても『目立つ!』です.ポール1本で立っているので構造がシンプルという特徴があります.はじめてのテントというよりか、キャンプの理解が深まったときの2代目以降のテントかもしれません.

タープ(必需品)

ヘキサタープ

ポール2本で建てる一般的なタープです.(ヘキサ=六角形)仕組みがシンプルで設営も簡単、収納時もコンパクト.比較的安価に購入できるというメリットがあります.炎天下での野外生活するには必要不可欠なキャンプアイテムです.
シートの部分が六角形のものをヘキサタープといいます.特にこだわりがなければヘキサタープでいいでしょう.
ひし形のものをウイングタープといいます.見た目重視やロースタイルなど、キャンプスタイルが確立したキャンパー向け.
四角形のものをスクエアタープ(レクタープ)といいます.2本+4隅にポールを立てます.グループキャンプ向け.このタイプのタープは支柱をロープとペグでしっかり固定する必要があります.標準装備のペグだと硬い地面に対応できないことがあります.そのような場合に備え、何本かはアルミや鉄製の丈夫な(参考:あれば便利)ペグを準備しておくと設営も楽になります
参考>最適なペグとハンマー
参考>16年たっても現役ヘキサタープ

スクリーンタープ

虫が苦手な人も安心!昼間は分からないのですが夜になるとランプの光に虫の大群が押し寄せてきます.思ったより設営スペースはコンパクトで、都市型の狭いサイトにも適応できます.車が1BOXタイプで予算的に問題なければスクリーンタープをお勧めします.最近のタープはテントと連結するタイプが多くなっています.初心者限定のデメリットとしては設営作業が大変ということです.テントの設営だけでも大変なんですが、もう1つ同じような作業が追加されることになります.初心者のころはまずはテントを体験し、慣れてきてからスクリーンタープ導入するという流れがいいかもしれませんね.
参考>スクリーンタープ比較表

ワンタッチタープ

海水浴や子供のスポーツ観戦用など、すでに所有している方なら流用してもいいですが、実はこの手のワンタッチタープはキャンプ向きではないんです.設営が簡単というメリットはあるのですが、なにせ雨風に弱いという弱点があります.自立するので固定作業が疎かになりがち.キャンプに流用する場合は4隅の支柱をペグでしっかり固定しましょう.さらに、支柱の中央あたりからロープを張るなどの風対策を必ず施しましょう.

簡易カーサイドタープ

車にセットするタイプのものがあります.個人的に二泊以上のキャンプではNGだと思っています.夜に温泉に行ったり、ちょっとした買い物をするたびに車から取り外す必要があるからです.移動しない1泊キャンプやディキャンプや釣りなどに便利です.

テントとタープ一体型

テントとタープ セパレート連結

テントとタープが連結できるタイプ.都市近郊のキャンプ場のオートキャンプサイトは狭く、コンパクトに設置する必要があります.連結すると家にいるような安心感が生まれます.
参考>テントとタープ 連結例

キャンプ道具必需品

一体型

少し前まではセパレートの連結タイプが多かったのですが、最近は2ルームタイプの人気が高いです.コールマン、スノーピークだけでなく、ロゴスも追随し、選択肢が多くなった2ルームタイプ.最大のメリットは荷物が小さくなることです.ただし、設営が複雑化するので設営は慣れが必要です.

マット(あれば便利)

インナーマット

テント室内用のインナーマット.人数が少ない場合は人数分の銀マットでもいいのですが4人以上となると専用のマットを検討してもいいでしょう.地面が綺麗な芝生であればいいのですが、小石交じりの砂場のサイトも多いです.また、テント自体の保護にも役立ちます.決してテントのサイズときっちり合わせる必要性はありません.人が寝るスペース分だけマットの面積があればOKです.あくまでの人間が安眠するためのマットになります.

グランドシート

テントの底に敷くシート(グランドシート).テント自身の底を保護します.また、地面からの湿気や冷気からテントを守ってくれます.真夏でもテントの底は湿気ます.大雨の場合は防水シートとしての役割も果たします.個人的にはブルーシートで十分だと思っています.ただし、サイズの大きいブルーシートを使う場合はテントより小さく折りたたんで使用してくださいね.テントより広く設置すると雨のときプール状態になって水没します. > >悪い例
テントの底が湿気ていた場合はテントをひっくり返して乾かしましょう. > >乾かし方

テーブル(必需品)

ゆったりできないのが残念なのですが、セダンタイプやワゴン車だとこのあたりで我慢する必要があります.コンパクトに収納できるところがGood.また設営も簡単なので初心者のキャンパーにもお勧めです.

私がお勧めするのはこのようなテーブル.収納時もコンパクトになります.大きなテーブル1つより高さが同じで中くらいサイズを2つというのが使い勝手もよく、輸送や収納的にも便利です.また、テーブルの高さも調整できるため、キャンプでは通常のハイスタイル、海のビーチではロースタイルなど使い分けも可能です.小さいお子さんがいるファミリーキャンパーはロースタイルがお勧めです.座敷のテーブルでご飯を食べるイメージになります.椅子がない分、荷物も少なくできますし、刃物類と熱いものだけ注意しておけば、イスから落ちて怪我をするという心配もなくなります.
参考>イージーロールテーブルレポート
参考>ロータイプにセットした場合の利用例

チェアー(椅子)(必需品)

椅子は家族分ほしくなります.しかし、椅子が4脚や5脚となると収納時でも相当な容積を必要とします.パイプの2つ折りタイプの椅子は購入前に車の収納スペースと押入れのサイズと相談すること.できれば収納時に棒状になるものを選択するといいでしょう.さらに、収納時の長さも、ある程度統一されることをお勧めします.(クローゼットや押入のことを考えると長さ85cm程度までが目安)大きいもの、特に長いものを買ってしまうと収納時に後悔することが多いです.少し値は張るのですが、なるべくコンパクトになるものを買っておきましょう.
ただし、座り心地は2つ折パイプのうほうが断然いいです.また使用するテーブルと高さが合うかも事前に確認したほうがいいでしょう.
必需品としていますが、小さいお子さん、幼稚園くらいまではテーブルをロースタイルにして、イスなしキャンプでもいいかもしれません.落ち着いて座って一人で食事ができる年齢になるまでイスは必要ないです.
参考>コールマン キャプテンチェアレポート
参考>クローゼットに収納例(購入前に自宅のクローゼットや押入れのサイズの確認を!)

とうとうデレクターズチェアにもロースタイルの波がやってきました!

ロースタイルで超人気のヘリノックスは資金に余裕のあるかた向け
コスト重視の方はニトリの通称、ニトノックスをお勧めします.

コンロ 2バーナー(あれば便利)

コンロを選ぶ前に燃料を選択して統一しましょう.扱いやすいのはガスボンベのタイプです.ほぼメンテナンスフリーなところがGoodです.キャンプ生活の中でで食事の準備はかなりのウェートを締めますので、2バーナーを駆使し、すばやく食事の準備を済ませましょう.
※キャンプ初回は家庭用のカセットコンロなどで代用するといいです

ガス缶燃料ツーバーナー

火力はそれほどでもないのですが、通常の料理は問題ありません.ただし、気温が低かったり、風が強かったりするとお湯が沸騰しません.そんな場合にレギュラー缶ではなく寒冷地用のスーパー缶(寒冷地用)が役立ちます.複数予備があるなら1缶は寒冷地用を準備しよう.
参考>ツーバーナー比較

ホワイトガソリンツーバーナー

火力は家庭のものとほとんどかわりません.使い終わった後はメンテナンスをしっかりしましょう.年間の使用回数が多いキャンパーにお勧め.燃料が安いのでコストパフォーマンスは高いです.緊急時は通常のガソリンも使えることろもGood.

ガスボンベ(スーパー)寒冷地用

総合スーパーやホームセンターでは見つけられないかもしれませんが、スポーツ店や専門店で探しましょう.ガス缶の中は液体になっていて、気化するときに温度を下げる現象が発生します.スプレー缶を長く噴射し続けると冷たくなったり、霜がついた経験はないでしょうか?同じ現象がガスコンロのガス缶で発生します。夏場は外気温が高いので問題ないのですが、春先や晩秋のキャンプだとガス缶が冷えて圧力が低下し、火力が極端に弱くなります.ガス缶内部の圧力が低下することで、ガスを噴射する力が弱くなり、燃料を噴射しなくなるからです.寒い日にいつまでたってもお湯が沸騰しないのは気温が低いいからではなく、ガス缶の圧力が低下して火力が落ちているからです.

そこで、冬場や寒い時期でも使えるよう、低温でも圧力が下がらない寒冷地用のガス缶が準備されています.私は半分を寒冷地用にしています.お湯の沸くまでの時間も短縮できるので少しの価格差は十分元がとれますよ.

シングルバーナー(あれば便利)

私は主に飯盒用としてシングルバーナーを1台利用しています.飯盒はどうしても吹きこぼれるので道具が汚れます.ツーバーナーで吹きこぼれると掃除も大変です.炊飯中は他の調理もできなくなるのでツーバーナーとシングルバーナーの組み合わせは最強です.また、撤収日はできるだけ先に荷物を片付けたいので、手軽なシングルだけ残してお湯を沸かすなんてこともできます.海やデイキャンプでも利用できるので1台あると非常に便利です.
参考>シングルバーナーレポート

コールマン製がなくなって、しばらくお勧めできるセパレートタオイプのシングルバーナーがなかったのですが、ようやく我々オートキャンパーの声を聴いてくれたのか?セパレートで火力性能も申し分なし、しかもCB缶を利用できるシングルバーナーがSOTOから発売されました.BBQ,海、釣り、いろんなシーンで使えるのではじめてのバーナーとしてお勧めです.参考>ST-330を使ってみた

チャッカマン(必需品)

チャッカマン、もしくは柄の長いライターは必需品です.ここ数年で禁煙したお父さんは多いのではないでしょうか?常に持ち歩いている、もしくはいろんなところに予備でストックしていたライターがなくなるんです.捨てるならキャンプ用のバック、BOXに入れておくといいかも.禁煙した後、一番困ったのが、墓参りの線香とBBQの着火です.さらに、家でもお誕生日のローソク、数年に1回発生するガスコンロの電池切れなど・・・一家に1個はチャッカマン、もしくはライターの準備の必要性を実感しています.ランタンやバーナーについている着火ボタンは2,3年でダメになります.キャンプ道具の箱にキャンプ専用のものを1つ入れておきましょう.災害対策でも必要ですね.

寝袋(必需品)

寝袋(シェラフ)はマミー型と封筒型の2種類あります.冬キャンプや、よほどの極寒の地でのキャンプでない限り封筒型の寝袋で問題ないでしょう.ただし、子供向けやジュニア向けとして売られていろものはマミー型が多いです.毛布やタオルケットでも代替えですますが、キャンプと言えば=やはり寝袋.キャンプの三種の神器的なアイテムなので必需品として紹介します.

1つだけアドバイスがあります.外側の素材はどうでもいいのですが、内側の人に触れる素材は絶対に布系のものを選んでください.ナイロン製だと動くとカサカサ音がしますし、肌が直接触れるとベタベタして肌触りも最悪です.安いからと飛びつくと、絶対に後悔します.その他にも買ってはいけなキャンプ道具をまとめてみました.私は1回しか使わず即買い換えました.また、予算と相談ですが、なるべくコンパクトな寝袋を選びましょう.ただし、袋がコンパクトだけで、丸めるのに苦労するようなものは避けましょう.家族全員分が収納に苦労する寝袋を買ってしまうとたいへんなことになります.できれば買う前にお店で広げてみて丸めて確認しましょう.特に子供用は『子供自身でたためて袋に入れられる』を基準に選ぶといいのでしょう.
子供が幼稚園くらいまでは布団と同じなので封筒型の寝袋だと一緒に寝ることができます.子供さんが小さいなら親は封筒型を選択.一人で寝れるようになったらマミー型のジュニア用を準備するといいです.参考>管理人の寝袋

キャンプ道具

ランタン大(必需品)

メインのランタンです.燃料はガス用、ホワイトガソリンの2種類ありますが、必ずバーナーと同じ燃料で揃えてください.コンパクトさよりメインの明かりになりますので、なるべく明るいものを選択しましょう.

参考>マントルの交換(電球でいう芯の役目)の予備を買うの忘れないように!輸送中に壊れることはほとんどないのですが、点火時の爆風で壊れることがあります.

LEDランタン(あれば便利)

メインのランタンに対し、サブはLEDランタンが便利です.虫はより明るいほうに集まる習性があります.メインのランタンは少し離れた場所に設置するということは覚えておいて下さいね.
最近は1000ルーメンを超えるような明るく、リチウムイオンバッテリーなどを搭載した、燃料系に負けない高性能LEDランタンがで発売されています.もう10年になりますが、ジェントス777XPが一大ブームとなり、以来、ジェントス社を中心にアウトドア用LEDランタンの開発競争がはじまりました.(※2019年ジェントス777XP復刻、性能アップして帰ってきました!)が未だにこれといったHit商品を開発できないコールマン・・・LEDランタンはLEDチップの性能がアップするため、毎年のように気になる新製品が発売されます.

LEDランタンで必要な機能は 『吊りフック』『落下に強い』『充電池対応』などです.明るさの性能だけでなく、電池の持ち、機能を確認しながら目指すキャンプスタイルに合ったLEDランタンを選定するといいでしょう.

数年おきに買い足してしまうので、コレクションのようになってきました.懐かしいクアッドLEDランタンクアッドvs777XPなども ただし、LEDランタンは災害時に役立ちますので、コレクションになった場合は各部屋に1個、車に常備.メイン級のLEDランタンは玄関に置いて備えています.久しぶりにまともなLEDランタンがでたコールマン

BBQグリル(あれば便利)

スーパーやホームセンターで1000 円前後で販売されているBBQグリルは数回使うとボロボロになりますので使い捨て感覚で利用しましょう.安いコンロの注意点が1点だけあります.設計がめちゃくちゃで、懐の深いコンロがよくあります.木炭の火が網まで遠く、木炭を大量に山積みする必要があります.このようなコンロを選んでしまった場合は1回で買い替えです.年に数回BBQをやられるならメーカーものを購入しましょう.
参考>BBQグリル比較

クーラーボックス(必需品)

1泊2日のキャンプで最低45Lは必要です.車の荷台に余裕があればいくらでも大きいものがほしいです.保冷剤は1.5Lのペットボトルを2,3日前から凍らしておくといいですよ.保冷力は専用の保冷剤より長持ちするくらいです.少し高いですがアルティメイトやエクストリームがお勧めです.ノーマルタイプとと比べてみましたが保冷力がぜんぜん違い、2泊3日の最終日まで冷えていました.50L級になると持ち運びが大変になりますので、コロコロ付きのクラーボックスがお勧めです.
参考ブログ>サイズは?ハード、ソフトどちらを選ぶか?
参考ブログ>60L以上になると車を選びだします
参考ブログ>コンパクト5ナンバー社車に乗せると

 

水タンク(あれば便利)

炊事場がすぐ近くにあるサイトであればいいのですが、離れた位置にあると、この水タンクが重宝します.簡易的なものでいいので準備しましょう.ただし、やわらかいビニールタイプはコンパクトになるのですが実際の使い勝手は悪いです.どうやっても蛇口から水がでて、両手が使えるようにセットできないんです.また、あまり大きすぎるタンクも運搬に苦労します.10リッタータンクあたりで子供たちに運ばせ、水の大事さを教える教育の場としてはどうでしょうか.

鍋類

鍋類はとりあえず家にあるものを流用するといいでしょう.ガス缶やガソリンのバーナーで使う分には汚れることはありません.ただし、炭火や薪で使う場合ははじめから専用のものを準備しておいたほうがいいでしょう.ススで真っ黒になりますし、火力の調整が難しいので焦げます.2回、3回目とキャンプにハマってからキャンプ専用を準備すればいいでしょう.専用のものを準備する場合はなるべくコンパクトになるセットをお勧めします.ただし、フライパンだけは家庭用のものがいいです.キャンプ用はどうしてもテフロン加工などの品質が悪いので寿命が短いです.普通の家庭用のフライパンは、年に数回のキャンプだと、10年戦士で活躍します.取っ手の取れるティファールをお持ちなら・・・キャンプでもティファール最強説もあります.

箸、スプーン

フォークとナイフは忘れてもいいのですが、お箸とスプーンはなかなか代替が難しいです.年に数回キャンプに行くならキャンプ専用を準備するか、100均で割り箸の予備を準備しておきましょう.

ゴミ袋

透明のものを何枚か準備しておくといいです(45L).キャンプの基本はゴミの持ち帰りになります.キャンプ場によっては処理可能な場合がありますが、黒や青色の中身が分からないゴミ袋はマナー違反となります.キャンプ場の焼却炉で処理していることも多いので、中身がある程度確認できる状態にしておくことがマナーとなっています.また、突然の雨などで、濡れたものを入れる、洗い物などを入れるなど、汚れものをとりあえず家まで持ち帰る際も役立ちます.

食器類

食器類もはじめは紙皿、アルミ皿の使い捨てでいいかと思います.キャンプにハマリそうであればキャンプ用を準備すればいいでしょう.100円ショップなどで揃える選択もありますがキャンプ向けのものはコンパクトに収納できるので便利です.また、野外での食事になるので、軽いと風に飛ばされたりします.100円ショップで揃えるにしてもできるだけ重量のあるものを選びましょう
>>参考ページ

軍手

少なくとも1セットは準備しておきましょう.テント、タープ設営時、BBQや飯盒、焼き芋作りなど、いろんな場面で活躍します

炭用トング

炭用のハサミです.忘れた場合はそこらへんの木を使って代用しましょう.火力の調整の際に必要になります.

調理用トング

長めと普通の2種類あると便利です.長いほうが(40cm以上)BBQなどで使いやすいです.短いと熱いんです.長めのトングは必需品と言ってもいいかもしれません.参考>あれば便利品

さえばし

炒め物、煮物・・・家庭料理では当たり前にありすぎて、キャンプでもないとないと困ります.キャンプ専用のものを準備しましょう

ラップ、アルミホイール、キッチンペーパー

ラップ:あまったお米をおにぎりに、切った野菜、調理済みの料理.アルミホイール:焼き芋、ピッザ、ニンニクのホイル焼き.キッチンペーパー:揚げ物、汚れ拭き・・・当たり前のように必要なのでキャンプ用として準備しておきましょう.

調味料

とりあえず家にあるもの優先.油をよく忘れるので注意.調味料忘れの事態に備えて塩コショウは専用のものをキャンプ道具箱に入れておくといいです.液体を入れられる小さいボトルが便利です.
※カレーを考えてる人!コンソメ忘れないで!

包丁 まな板

包丁は家用を、まな板はかざばらない下敷きのようなまな板が便利です.果物用小さいまな板などがあればとりあえずOK.家庭で使う包丁のカバーはないと思うのでナフキンやタオルでグルグル巻きにして、できるだけ安全な場所に保管して輸送しよう.

雨具

自然をナメてはいけません.必ず準備しましょう.突然の雨で仕方なく、野外作業をしないといけないくなることがあります.山の天候の変化は激しので大人分は必要です.

食器用洗剤

これ忘れると洗物できません…キャンプ初心者のころはよく忘れるので気をつけましょう.キャンプ専用で準備する場合は天然素材の洗剤をお勧めします.収納はジプロックなどで密封することを忘れないように.液が漏れると他のキャンプ道具が大変なことになります.

虫除け

スプレー式もいいですが、蚊取り線香はなかなか風情があっていいですよ.
民家が近いキャンプ場は蚊の大群がいる可能性があるので特に注意が必要です.

虫刺され薬

いつの間にかやられれてることが多いです.必ず準備しておきましょう.

木炭

たかが木炭、されど木炭.正直、皆でワイワイ食べれば何でも美味しいのですが、上質な木炭は火力も安定しますし、長持ちします.余計な煙がでないなどあきらかに食材の美味しさに違いがでます.
参考>木炭について
せっかくのいい食材も木炭の質が悪いとダメになることも.
参考>高級な木炭だとこんな感じ

着火材

初心者の方は必須です.炭ってなかなか火がつかないものです!うちわなどもあると便利です.
参考>着火剤のあれこれ

ハサミ ナイフ

調理用ハサミはほぼ必須と言っていいでしょう.野外なので、まな板などのセットも大変なんです.できるだけキッチンバサミで済ませて、どうしてもダメな場合に包丁を使うくらいの感覚でいいかと思います.

ティッシュペーパー ウェットティッシュ

設備の悪いとこだとトイレで普通に必要になります.きつい油汚れなどは、ある程度ティッシュなどで拭き取ってから洗ったりと、できるだけ水を節約するように心がけましょう.GW、お盆休みなどトイレのキャパを越えたキャンパーが押し寄せます.キャンプ場のトイレに入るときにマイトイレットペーパーは必需品となります.

飯盒

やっぱ日本はお米ですよね
お米は家で準備する際に2合、3合など、あらかじめビニール袋単位で小分けにしておくと便利です.お腹の空き具合で量も調節できます.デイキャンプなどのときは前日にお米を洗ってザルにあげて乾かしたものを持っていくこともあります.いわゆる自作の無洗米ですね.洗う手間を省くのと、大切な水も節約することができます.10年後のキャンプ道具 飯盒 最近はアルミ缶のメスティンが人気です!


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家族でオートキャンプ