キャンプで利用すると便利なキャンプ道具を紹介
OD缶からCB缶の変換アダプター
消耗品の節約というのがキャンパー生活では必須になってきます.器具目線で突き詰めていくと、当たり前ですがOD缶系の器具に行きつきます.しかし、キャンプが好きになればなるほど回数が増えるので必要な消耗品も増えます.OD缶とCB缶の価格差って10倍くらい違うんですよね・・・
自己責任の提案ですが、変換アダプターを便利グッズとして紹介します.
トング
長めのもが2本くらいあると便利で、BBQでも大活躍します.BBQ焼き係さんの必須アイテムです.割り箸だと炭火の熱で熱いですし、焦げてしまいます.BBQだけでなく、焼きそば、スパゲッティー、炒め物など…トングはアウトドア料理での利用シーンは多いです.むしろ、キャンプでの料理はすべてこのトング1つですむかもしれません.我が家は長さの違う2本を利用しています.長い40cm級はBBQ焼き係用として、短いのは食材と取り分けたり、炭火以外の調理用に活躍しています.焼肉屋さんで利用するトングは短いと思ってください.ほとんどの場合、利用するBBQコンロは、普段行く焼肉屋さんの七輪より大きいはずです.短いと熱くて使いづらいので長めのトング、30cm以上をお勧めします.
スノーピーク ソリッドステーク(ペグ)
反感を買うのを覚悟で言い切りますが、ファミリーキャンプで使うペグはスノーピークのソリッドステーク一択と言っていいでしょう.このペグを使うとペグ打ちの苦労から一気に開放されます.テントに標準添付されているプラスチック製や細いアルミのペグとは貫通力が桁違いに違います.オートキャンプ場は車を乗り入れするので地面が硬い場合が多く、標準のペグでは苦労することが多いです.また、標準添付のペグは何回か使うと折れたり曲がったりするので補充が必要になります.少し値は張りますが補充する際は思い切ってソリッドステークにすることをお勧めします.ソリッドステーク300(30cm)あたりの長さが便利です.ただし、あまりに強力なので抜く際にコツ が必要です.また紛失することも多いので注意しましょう.
>>ペグを抜くときのコツ動画
>>紛失防止策
チャコスタ
年に複数回BBQをするなら導入を検討してもいいでしょう.時間のかかるわずらわしい炭おこしから一気に開放されるアイテムです.見た目から想像がつきにくいですが、実際に使ってみるとその価値がわかります.一 度使うと手放せなくなるアイテムでもあります.炭おこしの苦手な方、面倒と思われている方にはお勧めです。また、備長炭、オガ備長など、火がつきにくい高密度な木炭の場合は必須アイテムになります.
参考>実用例 参考>実用例(動画あり版)
電池式LEDランタン
今となっては便利グッズとして紹介するまでもないが、ガソリンやガス燃料の可燃系から半導体LEDランタンが主流となりました.二桁から三桁ルーメンが気軽に買えるようになった令和.悩むことなくメインランタンとして利用できるようになりました.光源が半導体チップのため、毎年のように性能がUPし、価格も下がるという状況です.昔あった、パソコンはいつ買うべきなのか論争のように、過渡期によくある悩みが今LEDランタンで起きています.まあ結局は欲しいときが買い時なんですけどね.
燃料系でよく選択されているのがコールマン2500ノーススター.2500ノーススターの性能を電球でいうと200W、ルーメン換算すると約1500ルーメンという明るさになります.2020年現在、さすがにまだ1500ルーメンの電池式ランランは一般できではないですが、1000ルーメンは5000円以下で購入可能な状況になっています.
2010年代、燃料系ランタン1500ルーメンと電池式ランタン500ルーメンを組み合わせていた時代は合計2000ルーメンということになります.少し乱暴な計算ですが、合計2000ルーメンあれば快適なキャンプ生活ができるということになります.
そうなると1500ルーメンクラスの電池式ランタンがこなれてくるまでは、1000+500+500ルーメンの合計3台くらいが最適なのかもしれません.
・虫を集めるためのリビングから少し離した場所に全体を照らす1000ルーメンのLEDランタン
・食事のためのリビングを照らす500ルーメンクラスのLEDランタン
・調理するキッチンスペース+クラーボックスを照らす300~500ルーメンクラスのLEDランタン
などが令和初期のLEDランタンの組み合わせベストアンサーなのかもしれません.
>>玄関のインテリア&災害対策に
>>コールマンの1000ルーメン
革グローブ
ダッチオーブンのために導入した革グローブなのですが、ダッチオーブン以外でも、いろろんなャンプシーンで活躍することを発見.BBQの炭起し、チャコスタから炭をだすとき、炭をならすとき、飯盒の蓋を開けるとき、飯盒を運ぶとき、BBQコンロで焼き鳥を焼くとき・・その他に、かわったところでは、焼き芋を食べるとき(笑)火のまわりの作業で大活躍してくれます.
できれば手首から肘の下あたりまで覆うロンググローブがお勧めです.夏場はどうしても半そでになるのでプチ爆発した火の粉などからも身を守ってくれるので安心です.
> >いろんな使い方がある革グローブ
シングルバーナー
飯盒でご飯を炊くと吹きこぼれでバーナーが汚れるんです.汚れてもシングルバーナーは洗うのが楽なので、手入れも簡単で済みます.デイキャンプなどでも気軽に使えるので1台あると非常に便利です.
ちなみに、ご飯の炊き方は『はじめちょろちょろ中ぱっぱ赤子泣いても蓋(ふた)とるな』と言われます.ふたが勝手に外れることもあるので写真のような石を現地で拾って重しにしましょう.ご飯炊きの失敗しないコツは『ご飯を炊く前に30分以上、水に漬けておく』です.このお米に吸水させる作業を事前にしておくと、失敗の率が劇的に下がり、美味しく炊ける率が格段にUPします.30分ルールさえ守っておけば、仮に失敗したとしても、芯が残って食べられないという最悪の事態は避けられます.はじめは弱火で、煮立ってきたら強火に.噴出してきても ふたをとるなというのが定説なのですが、年に何回かしない飯ごう炊飯でふたを開けるなというのは無理なんです.火を止めるタイミングは白い水蒸気が透明になったころ、ほんの少し焦げくさい匂いがしたころです.黄色い煙がでだしたら炊きすぎです.(黄色い煙はおこげが炭化しはじめている合図です)失敗したらご飯がなくなる(カレーなんかの日は絶対に失敗できないですよね)ので言い伝えを破り、途中でふたを開けて試食しましょう.軽く芯があるかな?という程度で火を止めます.火を止めたら飯合をひっくり返し、10分ほど蒸し ましょう.蒸しの時間を入れることで焦げすぎず美味しいご飯が炊けますよ.
それと、できれば飯ごうの選任担当を決めておいたほうがいいですね.慣れないキャンプ生活でいろんな準備をしてると忘れられて焦がしてしまうというパターが多いです.その他の失敗パターンとしは途中で燃料が切れ半煮えするパターンです.焦げは全部食べれなくなることはないのですが、半煮えの芯がある場合は全て食べれない場合があります.お米の芯が残るという最悪の事態が発生した場合は、雑炊やリゾットにして頂きましょう.(=初心者のころはリカバリーするための調味料、卵、チーズなどを忍ばしておきましょう)
>>2016年まだまだ現役のシングルバーナー
>>2019年に新規導入したST-330シングルバーナー
ファミリーキャンプでは重心が低いセパレートタイプのシングルバーナーがお勧めです.しかし、ここ10年くらい、他人にお勧めできるシングルバーナーがなかったのですが、ようやくSOTOからでました.ファミリー=大き目の鍋を使うので、重心が高くなるタイプは使いづらくて危ないんです.また、セパレートだとボンベを温めることもできるので寒冷地仕様のガス缶を準備しなくてもいいちうメリットもあるんです 参考>お勧めのシングルバーナーSOTO ST-330
銀マット
銀マットはいろんなシーンで活躍します.キャンプサイトの設営時や撤収時の荷物置き場/インナーマットの代用品/テントの出入り口に敷いて、スノコ代わり使う/寒いときに保温マットとして/石がゴツゴツしてるサイトでインナーマット/海でのレジャーシート/ピクニックのレジャーシートとして/車中泊/イベントなどで長時間並ぶとき・・・1枚あるといろいろ使えます.いや~15年前にいドンキで買った折り畳み銀マット、平成から次の時代までがんばりそうです.すぐにダメになりそうな気がしますが、4,5年もちますね.折り目で避けてきたら小さく切ってまだ使ってます.イベント会場で長時間待つときの簡易シートとして最強です.車中泊でシートの上に敷くと凸凹を吸収してくれ、安眠できます.銀マットは丸めるタイプと折りたたむタイプがあり、どちらも使ったことがありますが、収納や持ち運ぶことを考えると折りたたむタイプをお勧めします.人数が少なければ個別マットもGood
ヘッドライト
ランタンや懐中電灯もいいのですが、ヘッドライトは両手が使えるというのがすごく便利なんです.渋滞に巻き込まれてキャンプ場への到着が遅れたりすることがあります.やりたくはないですが、暗闇でのテント設営だったり、調理をしないといけない可能性もあります.GWなどの渋滞はありえないくらいの時間がかかったりします.管理人もキャンプ場に到着が夕方なんて経験を2度ほどしたことがあります.ヘッドライトは釣り具屋さんに行くといろんな種類がありますが、ワゴンに積んである500円くらいのものはお勧めしません.経験上、2,3回使うと壊れます.単三1本タイプだと1000円くらいですのでGENTOS(ジェントス) の製品を選ぶといいでしょう.単三3本タイプは業務用でも使われていますので、明るく、持続時間も長いです.ある程度の防水性能もあるので雨の日に使用しても壊れません.
>>LEDヘッドライトレポート
鉄ハンマー
鉄のハンマーは何に使うか?というと、テントやタープ設営時にペグを打ち込むために使います.私は1000gくらいのハンマーを利用しています.オートキャンプなら多少重くても、設営が楽になるのを優先して重めのハンマーを利用しています.購入したテントやタープに標準でついているのはプラスチック製だったり、ブリキを折り曲げて作ったおもちゃのようなハンマーのようなものが多いです.このような申し訳ない程度に付属しているハンマーだと、ペグ打ちにでめちゃくちゃ苦労します.高価なキャンプ用もありますが、ホームセンター行けば、鉄ハンマーは1000円以下で販売されています.オートキャンプ場は車で地面を踏み固められているので、地面が硬いサイトも多いです. 強力ハンマーがあれば少しくらい硬い地面でも簡単にペグをぶち込めます.見ていると苦労されている方も多いので必需品と言っていいかもしれません.
>>ハンマーの詳しい紹介
>>キャンプメーカ高級品vsホームセンターハンマー
食器用ネット
コールマンのものは”ハンギングドライネット”という名称です.お隣さんのキャンパーが使っていて『うちもほしい!』と思って、Netで探すときに苦労された方も多いのではないでしょうか?未使用時に小さく収納できるのが特徴です.これは非常に便利です.乾燥させるために便利と思って購入したのですが、実は、食器置き場として非常に便利であることが分かりました.キャンプ場で、お箸やスプーン、調理器具の置き場にも困っていたのですが、次の食事までそのまま乾かしておけば収納場所になり、一石二鳥なんですよ.ただし、小さく収納する際に少しコツが必要なので.必ず家で何回か練習しておきましょう.何でコレがこの小さい袋に入る?確かに買ったときはこの小さい袋に入ってた.1,2回目は、コレ壊れるんちゃうか?って必ず思うはずです.ハンギングドライネットあるあるです
購入後、すぐに広げて、家で収納する練習をしましょう!
水タンクの台
キャンプ場=ワクワク=子供ってどうしても走り回りますよね.それに子供は水遊びが大好きなので、何だか分からないけど水タンクの周辺に寄ってきます.ですので、背の高いハイスタンドに水タンクを設置するのは倒れたときに危険です.思ったほど安定はしませんが、水タンク専用の背の低い台は便利さと安全さを兼ね備えたキャンプ道具の1つです.有料のキャンプ場だと必要性は低いですが、無料のキャンプ場だとサイトから炊事場まで遠かったり狭かったりするので、水タンクがあると便利です.軽いものなので車の荷台にスペースがあれば積んでいきましょう.
うちわ
うちわは火起こしのときに大活躍します.風を送り込むグッズもありますが、うちわで十分です.逆に、うちわがないと木炭になかなか火がまわりません.新聞紙とセットで準備しましょう.夏場のキャンプははこのうちわを”エアコン”として使うことになります.
マスク&シュノーケル
現地に行くまで泳ぐ気持ちはなくても・・・川、海、少し綺麗な湖だと必ず入水してしまいます.意外と淡水の水中っていうのも面白いですよ.
>>海辺のキャンプで大活間違いなしのキャンプ用品
RVボックス(小)
当初、大きいのを利用していましたが、運ぶのがたいへんなんですよ.大きすぎると取り回しが悪くなります.家での保管用としてはいいのかもしれませんが、キャンプ用品の輸送用としては使い勝手が悪いです.今は小さいのを利用しています(RVBOX400).椅子代わりにもなり、便利です.大きさ的にもちょうどいい感じです.大人数のときは氷と水をぶち込めば簡易クーラーBOXにもなります.家でキャンプ用品の保管箱にもなり、なにより入れ替えることなく、そのままキャンプに持ち出せることが便利ですよ.
パン焼き機
便利というよりか面白いので紹介します.300円くらいで売っているものもありますのでネタ的に面白いです.小さい子供にも普通にウケますので、ファミリーキャンパー的には疲れて眠い子供たちに、目の覚める朝食遊びグッツとしての紹介です.ちなみに食パンやロールパンはフライパンでも焼けます.少し油をひいて弱火で焼けば美味しく頂けますよ.
インスタントご飯
あくまで緊急用ということなのですが、準備しておくと便利というか助かることがあります.飯ごう炊飯のご飯炊きに失敗したときに大活躍します.実のところ、年に数回の飯ごう炊飯で美味しく米を炊けるほうが奇跡なんですよ.慣れるまでは50%くらいの確率で『芯が残る』『炊きすぎて焦げる』などの失敗を経験します.キャンプはそういう失敗も含めて楽しいのですが、カレーライスなど、メニューによってはお米がないと困るシーンもあります.少し時間はかかりますがお湯でもできるようになっているので何パックが準備おくと重宝します.最悪の事態に備えたお守りです.キャンプで使わなくても、賞味期限切れ前までは災害対策として家で保管しておきましょう.
ロープ
テントなどに付属しているロープを使ってもいいのですが、数本あると非常に便利なロープ.塗れた衣類をかけるだけでなく、キャノピーを木に結んだり、スクリーンタープ内に張り巡らせるとランタンを吊るしたりもできます.使うシーンはいろいろあります.キャンプでのロープは消耗品扱いになり、利用しやすい長さに切って使います.目安としては家庭にある太めの電源コードくらいの太さ.細すぎると結び目を解きにくくなってしまいます.補修に使ったり、フック代わりに使ったり、カットして利用してもOKです.切断はナイフでやるのがかっこいいですが、キッチハサミを使うと安全ですよ.
ウエットティッシュ
キャンプ便利品として、ティッシュペーパーやトイレットペーパーは思いつく方が多いと思いますが、それより便利なのがウェットティッシュです.子供がまだ赤ん坊のころ、お尻ふきをキャンプシーンで流用したとき、ウェットティッシュの便利さを発見.布巾を準備していても野外なのでティッシュの区別がつかなくなってきます.キャンプのダイニングテーブル、キッチン周りでの使い捨てのウェットティシュは非常に役立ちます.ただ、コスト優先の100均のはすぐ乾燥するんですよ.おそらく、フタの気密性が悪いのですぐに乾燥してしまうんでしょうね.乾燥すると次回のキャンプには使えませんので、もったいないけど100均ウェットティッシュは使い捨て感覚で準備しておいたほうがいいかもですね.
ポールランタンハンガー
15年間は使ってますわ!ポールランタンハンガー.シンプル、壊れない、便利、コンパクト.言うことないアイテムです.最高にいいところはランタンケースに入ること.忘れることもなければ紛失する確率も低い.そんなこんなで15年使ってる次第です.2017年赤色が発売されましたよ.ようやくメーカーがユーザーの声を聴いて再販するようになしました.
>>管理人のランタンハンガーは15年モノ 年数回しか使わないのでまったく劣化なし
ハンギングアウトドアマグネット
ちょっと変わった洗濯ばさみ、そのようなイメージで使える小物グッズです.キャンプ道具の小物グッズで”これは便利”に巡り合う確率ってかなり低いんです.便利そうと思って購入しても、5個購入して1個、20%成功すればいいほうではないでしょうか?そんな中での久しぶりのキャンプ道具便&利ヒット商品です.
>>ハンギングアウトドアマグネット使用レポート