テントの底の乾かし方

テントの底の乾かし方

山や高原での真夏のキャンプでも、一晩明けたテントの底の湿気は完全に乾かしてから収納しましょう.
理由は?湿気が残った常態でそのまま年越しすると、翌年はテントの底が真っ白に・・・
そう、カビでテントダメになってしまうんです

昨年、適当に片づけた人はいませんか?
今すぐ確認しておいたほうがいいかも・・・
カビでダメにしてしまわないよう、テントはしっかり乾燥させてから収納する必要があるということです

2泊3日のキャンプ後・・・写真の色の濃い部分湿気です
敷いていたグランドシートが少しズレテいたのでかなり内側まで湿気が入っています
テントの底の湿気
逆に言うと、グランドシートが湿気防止の役目もきっちりできていることもお分かり頂けるかと

ちょっとした水滴になっています
テントの底の湿気

ひどいとこはこんな感じ
テントの底の湿気
ここまでくると一旦タオルなどで拭いてから乾かす必要があります

湿気の範囲が四角くなってるのはグランドシート(ブルーシート)で保護しているおかげです.
少しずれていたようで、ある意味いい写真がとれました.

グランドシートは専用のものでなくビニールシートで十分です
テントの底の湿気
ご覧の通りテントの底に1枚敷いておくだけで境目がくっきり分かるほど湿気防止になります
また、テントの保護になりますのでホームセンターなどで探してみてくださいね

ただし、このようにテントからはみ出して敷くのはNGなんです
テントの底の湿気
理由:はみ出して設置した状態で万が一雨が降ると、テントとシートの間に水が浸入する可能性があるんです.フライシートをしっかり張って、シートの外に水が落ちる用にしていればまだいいのですが、写真のように、雨水が全てシートの上に侵入するようになっていると、保護シートというプールの上にテントが浮いている状態になります.耐水圧xxxxmmとかありますが、水の中にあるとジワっと水は滲みてきます.寝袋や衣類の荷物が濡れるととんでもたいへんなことになります.

元に戻って、テントの干し方ですが、支柱をセットしたままひっくり返します
見た目が湿気ていなくても多少の時間は天日干ししておいたほうがいいかと思います
テントの底の湿気

ただし、1つだけ注意点 しっかり固定しておきましょう
テントの底の湿気
テントをひっくり返すと不安定になるので、少しの風で簡単に転がっていきます
人間にも危険ですが、狭いサイトの隣の車を傷つけたりしても最悪です
テントを干すときは2点しっかり固定しておきましょう