ロースタイルとハイスタイル

ロースタイルとハイスタイル

昔はこんな言葉はなかったような気がします.どうでしょう、言われ始めたのは2015年ころからでしょうか.

それまでは、ファミリーキャンプやアウトドアキャンプはハイスタイルの道具が主流で、ロースタイルはソロキャンプや登山で利用する道具という住み分けがありました.登山系キャンプとオートキャンプでスタイルの違うキャンプ.趣味趣向の違う人たちが使う道具なので、交流することがなかったという時代が長くありました.

ちなみに、いまさらの説明かもしれませんが

ハイスタイル

簡単に言うと、家のリビングテーブルの高さのスタイル

ロースタイル

こたつまではいかないけど、テーブルの高さはこたつで、地べたに座るわけにいかないんのでこたつの高さに合わせた椅子とセットになっているスタイル・・・説明が昭和ですかね

ハイスタイル

メリット

家のリビングセットと同じで、座る、立つの動作が楽で、視野も高く、動線の確保がしやすい.普段の生活と同じなので違和感なくキャンプ生活ができます.小さいお子さんがいても、遊ぶ時間、食事の時間とメリハリがあるキャンプになります.

デメリット

キャンプ道具の容積が大きくなり、重量も重くなります.ファミリーでワンボックスカーを所有していれば特に問題ないかもしれません.管理人もファミリーキャンプの時代はハイスタイルでした.

ロースタイル

メリット

キャンプ道具が少なくなり、コンパクトになる.子供たちにも安心感ができくる.大きい車が流行らなったというのもあるかもしれませんが、最近の主流はロースタイルになっています.コンパクトだから安いというのではなく、むしろアイテムへのこだわりが強くなり、高品質、高価格帯のキャンプグッズが人気です.1脚1万円以上するヘリノックス人気などはこの流れです.

デメリット

深く座るチェアが多いので、立ち上がる際に腰に負担がかかるという、年寄的なデメリットがあります.座ってゆっくりできないファミリーキャンプのお父さん、お母さん向けのチェアではないですね.