キャンプ場の撤収の仕方
キャンプの撤収作業を失敗すると『もう、二度とキャンプ行きたくない~』と、嫌な思い出だけが残るイベントになってしまいます.実は、設営より撤収のほうがたいへんで、せっかく買ったキャンプ道具を無駄にしないためにも、手際よく撤収作業できるよう事前にイメージトレーニングしておきましょう.初日の設営時はまだまだ体力もありますし、気持ちも高ぶっているのでいいのですが、撤収する最終日は気持ちも体力も消耗した中での作業になります.撤収作業はできるだけ時間の余裕をもって作業がっできるよう計画しましょう.仮に設営に2時間かかったら、撤収はプラス1時間、3時間くらいを目安に、チェックアウト時間から逆算して作業を開始しましょう.連休中の中日などは、次のキャンパーが入ってきますのでチェックアウトの時間を過ぎるとすごく迷惑をかけることになります.特に、几帳面な性格のお父さんは片づけるのも時間がかかるので気を付けたほうがいいです.翌朝に使わないものは、前の日の晩にできるだけ片付けておくなど、先読みして前倒しの行動がが大事になります.
オートキャンプのチェックアウト 撤収とは
オートキャンプのチェックアウトとは、キャンプ道具をすべて片付け、使ったサイトを綺麗に掃除し、何もない状態にしてはじめて終了となります.ホテルと違うところは、お部屋=サイトの清掃までをするところです.サイト利用料は先払いがほとんどで、飲食費やサービスの追加もほとんどないのでチェックアウト時の精算はほとんどありません.レンタルしている場合は返却手続きが必要ですが、すべて持ち込みの場合は管理棟に声がけする程度で終了となります.旅館のように、お見送り、お気をつけて~の挨拶、来年もご利用下さい~・・・みたいな雰囲気はまったくありません.
オートキャンプ最終日 行動計画
前日の夜
撤収作業は最終日の前日、夜からスタートになります.翌朝に利用しなキャンプ道具は、夜のうちに片付けを済ませておきましょう.BBQコンロ、BBQグッズなどが第一候補になるかと思います.衣服類の整理など、起床したら、その日の片付けが2割くらい終わってる程度が理想です.
起床(10分)
朝一番、洗面、歯磨きの前に、衣類、個人の荷物の整理をしましょう.その日に使うであろう衣類、タオル以外はすべてまとめます.例えばですが、帰りに海に立ち寄ったり、温泉などを計画している場合、このタイミングで準備を済ませて、小袋入れるなどまとめておきましょう.
朝食が終わったら(20分)
・朝食が終わったら寝袋を干します.家で干すのは面倒なんで、キャンプ場で済ましてしまいましょう.同時にインナーマットなど、マット類も干します.ロープがあると便利です(物干し).少しでも湿気が残っているとカビの原因になります.
・朝食の片付けと同時に、その日はもう使用しない、使い終わった道具をどんどん片付けていきます.BBQグリルなどは前日の寝る前に片付けておくことが理想です.
・特にマンション住まいのキャンパーが大事なのはテントの天日干しです.フライシート(テントの外側)をとり、設営したままテントをひっくり返し、テントの底を完全に乾かしておきましょう.カビの発生箇所は地面と接していた底になります > >テントを乾かす方法 一軒家の方はいいのですが、マンション住まいの方は家で乾かすのは大変です.テント、タープ、マット類、寝袋など、大物ほど、できるだけ現地で収納前処理を済ませましょう.
片付ける順番(30分)
キャンプ道具の片付ける順番.まずはテント関連です.一番の大物からやっつけましょう.次にキッチンまわり、ダイニングシステムの順番になります.途中の撤収作業はできるだけ日陰となるタープ内で行いましょう.最後に、日よけになっていたタープを撤収します.タープの撤収は最後です.
車への収納(15分)
少しづつ車に積み込むのもいいですが、レジャーシートなどの上に、一旦、キャンプ道具を仮置きしておくことをお薦めします.荷物全体の物量を見ながら、隙間なく積み込めるので効率がいいです.雑巾などで拭きながら積み込むと、芝生などのゴミも掃えます.芝生のゴミを車の中に入れるとなかなか%E