キャンプにでかける前に覚えておくこと

キャンプ、オートキャンプ 初心者ファミリー向けに必要最低限の知識をまとめました

ロープ結び
洗濯ものをちょっと干す、タープのロープを木に結ぶ、キャンプではロープを使用する頻度が高くなります.確かにダンゴ結びでなんとかなる.しかし、せっかくのキャンプなので最低限必要なロープ結びを子供にも教えてやりましょう.
本結び
オートキャンプ ロープ結びロープ同士の基本の結び方.ひとまず最低限覚えておきましょう.
巻き結び
オートキャンプ ロープ結び非常に簡単に結べるて解きやすい.太い木などにも対応できます.はじめからワッカを作っておいてもいいです.知らない人は何でこれで解けない?とビックリすると思いますよ.



自在結び
オートキャンプ ロープ結び本来はテントやタープのロープを張るための結び方だが、ロープで物干しをつくるときに大活躍する.また、ロープを張るための金具が破損した場合などに対応できる.輪っかになってるほうがペグのストッパーやテント近くの木々などに引っ掛けて利用する.



もやい結び
オートキャンプ ロープ結びこの結びは是が非でも子供さんに教えてほしい.何かしらの事故が発生し、ロープの救助の際に役立つ結び方.例えば、ダンゴ結びをして人を引っ張ろうとすると引けば引くほど締め付けられて体が圧迫され助けることはできません.これは自分が何かしらの事故に巻き込まれ、助けのロープが目の前に1本あった場合も同じ.自分、他人を助けを求めるときも、もやい結びで体に巻き付けることが基本となる.数十分の訓練で片手だけで結ぶことができるようになる.片手がケガをしているや、片手で何かをつかみながらなど、川遊びや万が一の水害被害の援助で役立つ可能性がある.万が一にしか役立たないが、海遊び、川遊びの思わぬ事故でいつ役立つかは分からない.せっかくのキャンプなので遊び感覚で子供に身につくよう教えてあげよう.一番いいのはゲーム感覚でやるといいかも、片手(右、左どちも)2秒以内で結べるようになるよう遊びを通じて訓練するといいかも.
就寝前と起床したらロープの点検
何もしてない人が多いような気がします.夜は何が起こるかわかりません.ペグが抜けかかっている可能性もありまし、寝ている間に突風が吹いてペグが飛んでしまうかもしれません.風で1度タープやテントが暴れだすと手に負えません.近付くだけでも危険な状態になります.3メータ四方の大凧が暴れる感じです.車なども傷付く可能性もあります.他のキャンパーにも迷惑をかけることになりますので気をつけましょう.
木炭の燃え残りは水で強制的に消してはいけないよ
時間がないなど仕方がないときもありますが、基本的にはすべて燃やしきりましょう.BBQグリルも傷みますし、ゴミになってしまいます.最悪の場合、水蒸気爆発な現象も発生して危険です.木炭壺、火消壺などありますが次にいつ使うか分かりません.毎週BBQするとか以外ならゴミにするより燃やし切ったほうがいいでしょう.
飯盒炊飯
飯ごうの中蓋が2合なのですが、現地で計量するのはたいへんなので家で2合や3合など小分けい袋詰めして下準備しておきましょう.オートキャンプ場であれば炊事場があるので問題ないと思いますが、水を大事にするなら無洗米、もしくは家で洗ったものを乾かしてもっていくと時間短縮になります.ご飯の炊き方は『はじめちょろちょろ中ぱっぱ赤子泣いても蓋(ふた)とるな』と言われます.はじめは弱火で煮立ってきたら強火に.噴出してきても ふたをとるなということです.しかし、年に何回かしない飯ごう炊飯でふたを開けるなというのは無理なので試食しましょう.火を止めるたいタイミングは白い水蒸気が透明に なったころ、少し焦げくさい匂いがしたあたりです.黄色い煙がでだしたら炊きすぎです.試食して少し芯があるかな?頭に?がでる程度なら最終の蒸しで調整可能です.あきらかに芯が残っている場合は食べられないので少し水を足してもう一度炊いちゃいましょう.飯ごうをひっくりかえして5分~10分程度、蒸しの時間を入れます.
木炭の火入れ
木炭の火入れはなかなか難しいので素直に着火材を準備しておきましょう.よくBBQなどをする人はチャコスタなど火おこしGoosがあると便利です.ない場合ですが、新聞紙や割り箸レベルの燃えやすい細い木を準備します.はじめに火を入れる木炭も小さいものから少しづつ大きくしていきます.ある程度火がついたら内輪、もしくはそれに変わるようなもので仰いで空気を送り込みます.仰ぎ続けると赤くなって炎がでます.全体に火がまわるまでしばらく空気を送り続けましょう.ガスバーナーは着火材の代わりになるレベルでそれほど優れた道具ではありません.
燃料系ランタンの仕組みを知る
ロウソクも芯がないと燃えないのと同じで、ガス、ガソリン共に、燃料系ランタンはマントルという芯が必要になります.このマントルは消耗品なので必ず自分か購入したランタンの機種に合ったものを予備を準備しておきましょう.このマントルは布のようなものですが、セットした後にから焼きが必要になります.ライターなどで炙って炭化させてから点火します.ガス式はガス缶に圧力がかかっているので栓ひねればいいだけですが、ガソリン式は自分で圧力をかける必要があります.それがポンピング、加圧する作業になります.
フライシート、グランドシートの意味
テントの外側にあるシート、設置も面倒臭いしいるの?それぞれの存在意義が分かればがんばって設営できると思いますので初心者向けに説明します.フライシートの1番の役目は雨よけです.その次の夜露対策のため、室内温の調節のために必要な部品になります.ある程度防水性能があるテントなのですが、直接雨に当たると浸水します。昔の家でいう瓦の役目です.それと、テントとフライシートとの間に空気の層を作ることで気温の調節をする役割もあります.ドーム型のテントでロープも張らずにフライシートをかぶせただけのキャンパーも見かけます.まったく意味のなさないものになっていますので注意しましょう.グランドシート(テントの底に敷くシート)は湿気やテントの生地を守る目的があります.決して汚れ防止ではありませんのでテントの底より少し小さいサイズを設置しましょう.大きい場合は折りたたんでテント、最低でもフライシートの外にはみ出さないようにセットします.雨が降って、テントとグランドシートの隙間に浸水すると、プールの中にテントを設置しているようなイメージになります.テント内に水が入ると大変なことになりますので注意しましょう.
キャンプの夜
疲れて眠いけどがんばって星空を見よう 天の川は必見.子供さんたちも多いので9時くらいからは回りに気遣いするようにしましょう.