キャンプ場選び

キャンプ場選びのお手伝い

まずは地域を選定しよう
初心者の方はキャンプ場までの距離重視で選ぶこ とをお勧めします.
お父さん、お母さんだけでなく思った以上に子供たちも疲れますので特にはじめてのは近場のキャンプ場をお勧めします.
何かと時間のかかるキャンプですので想像している2倍、3倍の時間がかかる可能性があります.近ければ予期せぬ渋滞に巻き込まれる確率も少なくなりますし、時間配分をミスしてもリカバリーしやすくなります.
せっかくキャンプ道具を揃えたのにもうキャンプはこりごり、なんてことにならないよう初回は時間に余裕をもたせできるだけ無理をしないことです.
シチュエイション
---海---

夏=海 キャンプと海水浴 一緒にできて最高!
スイカ割に釣りに花火・・・
妄想は最高潮に膨らむ場所ではあるのですが、実は一番過酷で難易度の高いキャンプになります.
海水浴ができるような場所ですのでとんでもなく暑いんです.
昼間は逃げようがないですし、夜になっても気温が下がりづらいんです.
PM10時くらいまでどうにもなりません.クラーがないと寝れないような人はもう地獄です.
暑いので昼寝もできないので大人もぐったり・・・
小さいお子さんの体力消耗は相当なものになります.
ある程度体力がつく小学生くらいまでは海キャンプは避けたほうがいいでしょう.

---川---

真夏でも比較的すごしやすい.
ただし、海より危険ということを肝に銘じておくこと.
基本的に監視員もいませんし、流れや急に深くなったりと海より危険なので油断しないこと.
滝壺なんかはとんでもなく危険なので絶対に近づかないこと!
また、増水時に水が上がる場所でのテント設営は避けること.
近年、突然のゲリラ豪雨もありますし、何かあった場合は取り返しがつきません.河原の設営場所は慎重に選びましょう.
小石などが多いのですが、寝るスペースだけは丁寧に石を取り除きましょう.テントを張ってしまうと後での除去は不可能です.
少しでも突起があると寝れないので気をつけましょう.

---湖---

湖畔のキャンプ場も夏場比較的過ごしやすい.
海もいいが湖で泳ぐのも楽しいですよ.以外と魚も多かったり、なんといっても泳いだ後の処理が楽なところもGoodです.
基本的に山間にありますので機構的にも過ごしやすいキャンプ場が多いのではないでしょうか.
キャンプ初心者の方にお勧めの場所です.

---山---

(ほどほどに)標高が高ければ高いほど涼しくて過ごしやすい.
初心者のころは冬場にスキー場になるような高原のキャンプ場がお勧め.
夜になるとちょっと肌寒いくらいのキャンプ場もありますが着るもので体温調整できるので暑くて耐えられないよりは断然いいです.
スキー場だと温泉なんかもセットになっている場合が多いので夜のイベントも1つ増えます.
キャンプサイト、キャンプスペースの種類
AC電源、炊事場付きサイト

電源付き、炊事場付きは一番豪華で高級なキャンプサイトになります.
AC電源のあるキャンプサイトの9割は車を置く場所、テントを張る場所、炊事場と綺麗に区画整理されています.最近はAC電源、炊事場付きサイトから予約が埋まっていきます.
当たり前と思われる方もいるかもしれませんが、このような施設が整ったキャンプ場はほとんどは、売店、温水シャワーなどが完備されています.
予約すればBBQの食材の準備などもしてくれるキャンプ場もあります.
食事のことまで手が回るか?心配な方は利用されてもいいかもしれませんね.

電源は携帯の充電、3DS充電・・・たいした使い道はないのですが、本格的なライトや炊飯器を持ち込まれてるキャンパーも多いです.
我が家も鍋ができるホットプレート+ティファールでオール電化のキャンプ(笑)を体験したことはあります.
味気ないといえばそれまでですが、晩秋の冷え込む時期は鍋なんてのもいいもんですよ(>>日本海キャンプのカニ鍋キャンプ
夏はサーキュレーターなんかもいいですね.電源ある、なしでは1000円から2000円の料金の差があります.

オートキャンプサイト

一軒家のようなスペースの割り当てがあり、車をサイト内に入れるタイプ.車を横付けする一般的ないわるゆオートキャンプサイトです.
荷物を運ぶ距離が短いので比較的楽にキャンプサイトを設営できます.10m×10mあたりのサイトは大きいほうになり、10mを切るサイトも多いです.
3m×3mのテント、3m×3m級のタープに車をサイトに入れるとギリギリです.
サイトのサイズが不明な場合は予約の際に必ず聞くこと.
ただ、ほとんどの場合、大丈夫、大丈夫、みなさんタープも張ってるよ!という返事が返ってきます(笑)
本当に狭い場合もありますが、だいたいは何とかなります.
基本、田舎なんでどうしても無理がある場合は車を外にだしていいよとかなんとかなります.
6点支柱の大型タープ、4mスクリーンタープ以外ならほとんど大丈夫でしょう.大型の道具を広げたい場合は2サイト借りるといいでしょう.

あまり近すぎると人の行き来が多いので落ち着かないですが、選べるならほどほどに炊事場のサイトがいいです.夏場は風通しのいいサイトってのも重要なので地形が複雑なキャンプサイトの場合は予約時に確認しよう.

フリーサイト(オートキャンプ)

フリーとは無料という分けではありません.枠が決まっておらず、このあたりに自由にテントを張ってもいいですよというスタイルのキャンプ場です.
好きな場所に好きなように(常識の範囲内で)レイアウトできうるサイトです.
このようなフリーのオートキャンプのサイトは早いもの勝ちなキャンプ場がほとんどなのでできるだけ早く到着したいですね.
また、市町村が運営してる場合も多いので料金も安めです.
場所を確保してからゆっくり買い物というスケジュールがお勧め.

キャンプサイト(非オートキャンプサイト)

駐車場とキャンプサイトが離れているキャンプ場.
駐車場からキャンプ道具を運ぶ必要があるの で少し手間がかかります.
GWやお盆直前の予約となるとこのタイプしか空いてないです.
多少の不便はあるのですが、キャンプがそもそも不便を楽しむ遊び.
考えようによっては準備と撤収の際の不便が1回づつ増えるだけ.
ほとんどの場合荷物を運ぶ用のリヤーカーなどが準備されています.
場合によってはエンジン付きバギーで運搬してくれるキャンプ場なんかもあります.
キャンプサイトの場所(位置)選び
オートキャンプサイトはキャンプ場内の位置選びも気になるところです.
ホテルの部屋と同じで自分で選べるキャンプ場と管理人が勝手に決める2通りがあります.
人気があるのは炊事場の近くです.あまり近すぎると人の行き来が多いので落ち着かないのとほどほどに近い場所がいいでしょう.
トイレも近すぎると匂いがする場合があるのでほどよく離れたところがいいでしょう.
選べる場合は炊事場から3つくらい離れていて、なるべく広いサイトという伝えるといいかな.
管理棟について
管理棟にいる管理人は受付(チェックイン)とチェックアウトの時間帯だけいると思って下さい.お願いすること、借りたいもの、分からないこと、聞きたいことはチェックインの際に済ませておきましょう.後でというのは基本ありません.