コンパクトカーで行くキャンプ

コンパクトカーで行くキャンプ

エコカーブームで車のサイズはどんどん小さくなる流れに.確かに年に数回の遊びのためだけに大型車を購入するのは不経済.コンパクトカーでも十分楽しめるキャンプ道具もたくさん開発されています.キャンプ道具だけでなく、着替えなどバックを入れるスペースも忘れずに考慮しましょう.

テントとタープの選択

キャンプでまずはじめに気になるのが、寝る場所=テントのスペースですが、実際のところは寝るだけのスペースです.リビングスペースを優先するほうがが楽しいキャンプ生活が送れます.

2ルームテント
収納時にコンパクトになるだけでなく、小さいことで設営も楽になります.収納的にはポール類を分離して搭載することで自家用車の荷台の形に合わせることもできます.できるだけ道具は小分けにして隙間なく詰め込んでいくといいでしょう.余裕がありそうなら、寝るスペース=テントよりリビングスペース=タープを大きいものを選択するといいでしょう.
テント
コンパクトを追求するとツーリング用、登山用テントがベスト.登山用はコンパクトで丈夫ですがそれなりの高額な商品になります.予算との相談ですね.家族みんなでくっついて寝るのもそれなりに楽しいですよ.密集して寝るので必然的に自然エルボーや自然かかと落としなどの技が降ってきます.これはこれでなかななか楽しい思い出にもなります.
タープ
主流はスクリーンタープになりつつありますが、やはりコンパクトを考えるとヘキサタープです.収納時の容積はスクリーンタープのポール分で済みます.(1/4程度)
インナーマット
テント専用マットもいいですが、車の荷台スペースのことを考えるとアルミマットも一考の価値あです.丸めるタイプより、折りたたむタイプのほうが車の荷台スペースに積み込みやすいです.荷台スペースの一番奥、後部座席の足元など、工夫することができます.

キッチンとダイニングスペース

テーブルと椅子
カレーライスなどの1品メニューであればテーブルスペース的には問題なし.同じコンパクトなら一体型のものでなく、分離できるほうが使い勝手はいいです.椅子に安定感がないので小さいお子さんだけキッズチェアを準備なども考える必要あります.青色のテーブルと椅子が一体型になっているものは2回目以降の利用率が低いので避けたほうがいいでしょう.
2バーナーストーブ
09年に発売されたコンパクト2-バーナーストーブ.長くキャンプを続けるならこのあたりの製品を選択しましょう.ただし、この製品を選択した場合は同じ燃料のランタンを選択すること.2バーナーの特徴はなんと言っても料理の幅が広がることです.いろんな料理が楽しめますよ.
シングルバーナー
燃料代(ガス缶)のことを考えるとイワタニにがNo1ですよね.購入後に後悔しているキャンパーは五万といるはず.何を隠そう私はそのうちの1人です.どこでも販売しているし、なにより安い.年に3回以上キャンプに行くつもりならイワタニを軸に考えるといいでしょう.
シングルコンロ
カセットコンロが家庭にあるならまずはそれを!十分使えますので2回、3回目で長く続けられそうなら専用のものを考えればいいでしょう.キャンプ経験を積むことでそれぞれのスタイルが確立します.自分好みが分かるまでは楽しみはとっておくといいですよ.楽しみ=あーだこーだ言いながら家族会議キャンプ道具を選定すること・・・
LEDランタン小
リビングで食事をするだけなら十分な明るになってきています.2つあれば燃料系ランタンはいらないくらい性能はよくなってきています.ただし、2泊以上するなら電池の替え、もしくは充電式電池がコストパフォーマンス的に優れています. >>>LEDランタン 777XP 実用例
LEDランタン大
2010年モデル 充電のときだけAC電源経由ではダメなのか?改良の余地はありそうだが燃料系を代替できるのはこのあたりの製品を組み合わせるといいでしょう.
>>>クアッドランタン 実用例

シェラフ(寝袋)クッキング

マミータイプ
コンパクトになるのはマミータイプになります.1人1個必要になりますのでなるべくコンパクトなものを選びましょう.足元や座席の下の空間などあれば押し込んで収納することも可能です.おそらく真冬にキャンプすることはないのでそれほど高機能なシェラフは必要ないでしょう.
ただし、キャンプに行く場所というのは真夏でも朝、夕冷え込む可能性のあります.天気がよければ寝袋なんて必要ありません.しかし、万が一に備えるなら子供の分だけは揃えておいたほうがいいかもしれません.ましてや寝袋で寝るっていう行為自体が子供には楽しいイベントですものね.
食器
100円ショップで揃えるならこのあたりの製品をお手本にすればいいと思いますよ.コスト的には100均にはかないませんが、コンパクトに収納できるようになっていてよくできています.我が家では大活躍しています.
クッカー
いくらコンパクトと言ってもクッカーだけは普通サイズを選択しましょう.収納がコンパクトになることを優先し鍋やフライパンのサイズは家庭で使うサイズと同じがいいです.食べる量はコンパクトにできませんからね.
BBQグリル
コンパクトでいて、飽きもこない.ユニセラあたりの製品を選択しておけば将来的にも後悔することはないかと思います.第3世代まで少しづつ進化しつづけているロングセラー品です.キャンパーの誰もが1度は購入を検討するようなBBQグリルの鉄板製品です.
クラーボックス
コンパクトを優先するとやはりソフトタイプを選択せざるを得ない.中身、概観、少しでも形が変化してくれることが容積(コンパクト)さを追求するのに大事な要素になります.冷たいジュースの調達はキャンプ場の自動販売機で購入するなど、少し妥協すれば1泊2日程度の食材とアルコール類の保冷は可能です.帰りは小さくしてその分の容積をお土産品に.もしくは洗濯物を入れてしまうなど、ソフトクーラーボックスならでは(ある程度変形してくれるので)の使い方もできます